花のこと

意外と知らない!カーネーションは毎年咲きます!

花屋にとって年間で最も忙しいのが母の日!通常の10倍は売れます!←(僕のお店では、他はわからない)

母の日と言ったら何と言ってもカーネーション!特に赤いカーネーションは母の日の定番のプレゼントです。

ただカーネーションの鉢をいただいても多くの方はすぐに枯らしてしまいます。というか、うちの店は日光に当たらないため、カーネーションの鉢は切り花のカーネーションよりも早くダメになります。というぐらい日光が必要です。寒さにも厚さにも強い常緑植物なので毎年咲くのです!でもほとんどの方が家の中でカーネーションを愛でますので、実際は日光に当たらず一週間ぐらいで弱って枯れていきます。家の中で愛でる場合はイメージ的に長く持つアレンジメント感覚で購入されるとありがたいです(家の中じゃ日光不足のため育たないため)。

こんな感じの花です。赤が定番と言っておきながら写真はピンクでごめんなさい

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カーネーションの育て方

カーネーションは多年草なので毎年咲きます!枯らす原因として日光不足と水のやりすぎによる根腐れとそれに伴う蒸れで傷んでしまうことがあげられます。

カーネーションの原産地は南ヨーロッパから中東と乾燥した地域になります。だから乾燥に強く、厚さや寒さの寒暖差にも耐えれる植物になりますので基本強いです。切り花のカーネーションは菊並みに花持ちも良いです!

日本では蒸れと日照不足さえ気を付ければ毎年花を咲かせることができます(4月から6月)。

カーネーションの歴史と花言葉

カーネーションは南ヨーロッパから中東原産の花であるだけに人間とのかかわりは古くからあり、紀元前にはすでに栽培が始まっていたとされています。イスラムの世界ではバラやチューリップに並ぶ人気の花でイスラム様式のアラベスクなどにカーネーションの花をしばしば使用していたみたいです。

カーネーションの名前の由来はカーネーションの赤い色がお肉の色に似ていることから、ラテン語の「お肉の色」をしめす『カルニス』からきているのだとか・・・いろんな諸説があって僕的にこれだと思ったのを紹介しています。

カーネーションを母の日に贈る習慣は20世紀初頭のアメリカで、アン・シャービスという方が亡き母に白のカーネーションを贈ったことからはじまりました。

花言葉の由来も母の日が作られた起源となる由来で「無垢で深い愛」という言葉がつけられています。

カーネーション色別花言葉

・カーネーション全体「無垢で深い愛」

・赤いカーネーション「母への愛」「感動」「深い愛」

・濃い赤のカーネーション「私の心に哀しみを」「欲望」・・・・(プレゼントにむかない花言葉かも(>_<))

・ピンクカーネーション「女性の愛」「美しいしぐさ」「気品」

・白色のカーネーション「純潔の愛」「尊敬」「あなたへの愛情は生きている」

白色のカーネーションは亡き母を偲ぶ花と言われておりお母さんが存命の場合は避けたほうがいいと言われているが、最近は白グリーン系の花も人気なので母の日に選ぶ方は実際多いです。

・紫色のカーネーション「気品」「誇り」

・オレンジのカーネーション「純粋な愛」「あなたを愛しています」

・青色のカーネーション「永遠の幸福」

青色の色素を持つカーネーションは自然界にはなくサントリーフラワーズが開発したムーンダストというカーネーションと染吸い上げのカーネーションが青のカーネーションにあたります。ムーンダストはほぼ紫だが

・黄色のカーネーション「友情」

カーネーションは挿し木でも増える

なんとカーネーションは挿し木でも増やすことができます。

春から秋にかけて行うのが最適で、主茎からでた若い茎を10センチから15センチほど切り、先端の葉っぱを数枚残してから、切り口を数日間真水に透けてから、挿し木用の土に先端の切り口が潰れないように挿していきまう。

切り花買って挿し木したらそのカーネーションができるなんてサイコーですね♪

カーネーションまとめ

カーネーションは多年草で毎年花を咲かせますので、蒸れと日光に注意しながら管理すれば大丈夫です!

毎年母の日にカーネーションをいただいては枯らして捨てていたお母さんたち!これで来年は花を咲かせることができますね♪